男子シングルス2回戦に臨んだ世界ランク5位の水谷隼(25=ビーコン・ラボ)、同12位の丹羽孝希(20=明大)は、ともに3回戦進出を決めた。

 水谷は世界60位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)に苦戦を強いられながらも、4-2で競り勝った。一時はゲームカウント1-2とリードされていたが、3ゲームを立て続けに奪って逆転。水谷は「苦しい状況を乗り越えられたので、この後は波に乗ることができると思う。充実感はある」と、手応えを口にした。

 丹羽も世界72位のツェンイー・ワン(ポーランド)に苦しめられたが、最後は4-2で制した。