明徳義塾(高知)が広島皆実(広島)を振り切った。第4Qの残り3分、78-75まで追い上げられる。最後は202センチのケニアからの留学生オウマ(3年)や205センチの森下魁(3年)がゴール下を支配し、高さで突き放した。

 「前半で(42-25と)点差は開いたが、相手の粘りは想定内だった」と瀬田幸穂コーチ(59)は振り返る。松井風太主将(3年)は「気が緩んで受けに回った。2回戦で洛南(京都)を倒して優勝を目指す」と張り切っていた。