東京Bの八村安美菜(梅丘中2年)が最後にシュートを決めて、広島を突き放した。

 終了間際、ゴール下でリバウンドがすっぽり手元に入る。すかさず打った。43-37とし、予選突破を果たした。

 「予選2試合目で重かったが、最後はしっかり決めようと思った」。文字通り決勝点を挙げてホッとした様子。

 昨年のウインターカップ全国高校バスケットボール選抜優勝大会で優勝した、明成(宮城)の八村塁を兄に持つ。大会前、特に何も言われなかったというが、「自分も兄のように全国制覇したい」。思いは同じだ。