リオ五輪・パラリンピックの日本選手団合同パレードが7日、東京・銀座で行われた。 照りつける日差しの中で、10時40分から出発式が行われた。小池百合子都知事(64)や丸川珠代五輪相(45)らが出席した。

 参加した87人のメダリストを代表して、五輪レスリング女子53キロ級銀メダルの吉田沙保里(34)とパラリンピック車いすテニス女子シングルス銅メダルの上地結衣(22)があいさつした。吉田は「初の合同パレードということで、チームジャパンとして一緒にパレードができて、うれしく思っています。4年後東京はみなさんで盛り上げていってください」と話した。上地は「オリンピックの選手と一緒にパレードすることができて、うれしく、ワクワクしてこの日を迎えました。4年後東京でこれまで以上に高みを目指したい」と語った。

 その後、小池都知事から吉田にオリンピック旗、上地にパラリンピック旗が受け渡された。閉式後、五輪のメダリストは赤い2階建てのバス3台に、パラリンピックのメダリストは白いトレーラー2台と赤い2階建てのバス1台に分かれて乗車。大勢の観客に見送られながら、11時15分からスタートしたパレードに向けて出発した。