初陣いなべ総合学園(三重)の勢いが止まらない。初戦で延長戦の末に足羽(福井)を下した疲れを感じさせず、作新学院(栃木)も振り切った。

 蛭川文香主将(3年)を中心に全員バスケを展開。得点源である橋本椋、満仲菜南(ともに3年)らのシュートで点差を広げた。次は総体4強の大阪薫英女学院(大阪)が相手になる。「リバウンド勝負。あとはシュート力を上げ、ノーマークのシュートを確実に決めたい」と桜井則之コーチ(53)は次を見据えていた。