BリーグのSR渋谷は12日、都内で会見し元NBAのロバート・サクレ(27=米国)と、特別指定強化選手として筑波大3年の杉浦佑成(21)の新加入を発表した。

 サクレは213センチのセンターで、15~16年シーズンまでNBAの名門ロサンゼルス・レイカーズでプレー。昨年5月のシーズン終了後に新たなチームを探していたが、SR渋谷に決まった。サクレは「日本にはアイラ・ブラウン(SR渋谷)やライアン・スパングラー(川崎)らゴンザガ大の仲間がプレーしていて、日本でのプレーについていい話を聞いていた」と、理由を説明した。契約について岡博章社長は「年俸についてはノーコメント。契約は6月まで」と説明した。プロスポーツでは異例の大学3年からの特別指定強化選手となった杉浦は「学生ということで、チームでは一番年下になるが、臆することなくプレーして、チームに貢献したい」と抱負を語った。