フィギュアスケートで昨季の世界ジュニア女王に輝いた本田真凜(15=大阪・関大中)が16日、大阪市内のホテルで行われた「関西スポーツ賞」表彰式に出席した。個人賞を受賞し「こういうすてきな賞をいただいて、すごくうれしい。今年は(18年平昌)オリンピックの代表になれるように頑張りたい」と意気込んだ。

 会場では同じく個人賞を獲得した16年リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダリスト大野将平(24=旭化成)、特別賞だったプロ野球阪神の高山俊外野手(23)らと同席。真凜は「大野さんからは『いつも見ています』と声をかけられて『私も見ています』と返しました」と笑いを誘い「テレビで見ていた選手がたくさんいて、不思議な感じでうれしかったです」と笑顔を見せた。

 同じフィギュアスケート選手の兄太一(18=大阪・関大高)は阪神ファンだといい、真凜も一昨年に甲子園へ足を運んだ。「ルールは分からないので、これから勉強します。風船飛ばすのが面白かったです」。兄にはまだ高山と同席だったことを伝えておらず「写真を撮ってもらわないと」。会場では高山との2ショット機会もあり、他競技選手との交流を楽しんだ。