国際テニス連盟(ITF)は23日、男子シングルスで世界ランキング50位のダニエル・エバンズ(英国)がドーピング検査でコカインに陽性反応を示したため、処分が確定するまで暫定的な資格停止にすると発表した。

 4月のバルセロナ・オープンで採取した検体が陽性反応を示し、本人が使用を認めた。27歳のエバンズは1月の全豪オープンでシングルスでは4大大会初の16強入りを果たし、国別対抗戦のデ杯には英国代表として出場した。3月のBNPパリバ・オープンではアンディ・マリー(英国)と組みダブルスに出場した。