国際スケート連盟(ISU)は26日、平昌冬季五輪のスピードスケートの出場枠獲得プロセスを発表し、女子で小平奈緒(相沢病院)ら日本勢が世界の上位に名を連ねる500メートルは各国・地域3枠までとなり、前回ソチ五輪の最大4枠から減ることになった。

 高木菜那(日本電産サンキョー)高木美帆(日体大助手)の姉妹が活躍する新種目のマススタートは男女各2人まで出場でき、合計24人で争う。各国・地域の最大出場枠はソチ五輪と比べて1000メートル、1500メートルなどで「4」から「3」に、男子1万メートルと女子5000メートルは「3」から「2」に減少した。

 出場枠は原則、11~12月に行われるワールドカップ(W杯)前半戦4大会のポイントランキングとタイムランキングで割り振られる。