日本チームのサンウルブズはブルース(ニュージーランド)に48-21で逆転勝ちし、参入2年目で初の2勝目を挙げた。チームはレギュラーシーズン全日程を終え、通算2勝13敗。ブルースは7勝1分け7敗。

 サンウルブズは序盤にリードを許したものの、前半16分にCTBティモシー・ラファエレ、同38分にSH内田啓介がそれぞれトライを挙げて14-21で折り返した。後半は13分に途中出場の山中亮平のトライで19-21とし、18分にラインアウトからのモールを押し込み認定トライで逆転。その後も運動量が落ちた相手を圧倒し、後半だけで6トライを奪った。

 ◆サンウルブズ・ティアティア・ヘッドコーチの話 今までのシーズンで最もいいパフォーマンスを見せることができた。チャンスがあれば、ボールをキープしていこうと話した。チャンスを生かしてくれた。

 ◆サンウルブズ・ブリッツ・ゲームキャプテンの話 この1週間は(登録メンバー)23人の一人一人が心を込めて練習してきた。強度を上げてやってきて、いい防御につながった。

 ◆サンウルブズ・松島の話 最初から最後まで、自分たちがやりたいことを出せた試合だった。苦しい試合もあったし、遠征で惜しい試合もあった。いい経験になっている。

 ◆サンウルブズ・松橋の話 ファンの期待や、サンウルブズのプライドを取り戻そうと、チーム一丸でやってきた。それをグラウンドで表現できた。

 ◆ブルース・ウマンガ監督の話 サンウルブズの素晴らしいプレーをたたえたい。勝利に値するプレーをした。

 ◆ブルース・パーソンズ主将の話 試合に向けた姿勢が足りなかった。ボール争奪局面やフィジカル面は明らかにサンウルブズの方が良かった。