スポーツ仲裁裁判所(CAS)は28日、2008年北京五輪のドーピング再検査で違反が発覚し、金メダルを剥奪された重量挙げ女子69キロ級の劉春紅と同75キロ級の曹磊による、処分に対する不服申し立てを却下したと発表した。

 両選手は今年1月に国際オリンピック委員会(IOC)から失格処分を受けた。IOCは6月、ドーピング違反が後を絶たない重量挙げを24年夏季五輪の実施競技から除外する可能性を示唆している。