世界ランキング12位の日本は、同9位のフランスに0-3で敗れ、第1戦(12日)の米国戦に続いて1セットも取れずに連敗となった。第1セットの立ち上がりから受け身に回る苦しい展開。6チームの中で未勝利は日本だけとなった。残る3戦は同1位ブラジル、4位イタリア、8位イランといずれも格上ばかり。次戦は大阪に会場を移し15日にイタリアと対戦する。

 第1セットの2-1からサーブレシーブが乱れ4連続失点。WS石川が狙われ、あっという間に主導権を奪われた。中垣内監督は「昨日の米国戦と同じ硬いスタートになった」と、2日続けて同じような苦しいコメントを漏らした。腰痛を抱える石川を使わざるを得ず「石川の腰の状態が上がらないからチームも上がらない」と、厳しいチーム事情を吐露。出耒田、柳田の気迫あるプレーが唯一の収穫だった。