文部科学省は27日、9月末に任期満了を迎える鈴木大地スポーツ庁長官(50)を2020年東京五輪・パラリンピック終了後の同年9月末まで続投させる人事を発表した。

 10月1日付。民間から登用された鈴木長官は規定により最長で5年間務めることが可能となっており、任期を3年更新する。

 鈴木長官は1988年ソウル五輪の競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリスト。15年10月に発足したスポーツ庁の初代長官に就任し、東京大会以降も見据えた競技力向上の国の支援方針「鈴木プラン」の策定などに取り組んできた。

 3年後の東京大会に向けてスポーツ施策を継続的に推進するため、続投が適当と判断された。