2020年東京五輪の追加種目、野球の大会方式について、大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は5日、難航していた世界野球ソフトボール連盟(WBSC)との交渉は終結したとの認識を示した。組織委と国際オリンピック委員会(IOC)で合意した1次リーグを3チームずつ2組に分ける方式で実施することを、近くWBSCに文書で通知する。

 WBSCは試合数が増える1次リーグの総当たり方式を求め、開会式前に試合を開始する日程案を示していた。武藤事務総長は4日まで行われたIOCとの事務折衝で決定したとし「真剣に検討したがこうなった、ということを(WBSCに)お伝えする」と述べた。