フィギュアスケート女子の本田真凜(16=大阪・関大高)が26日、グランプリ(GP)シリーズデビュー戦となるスケートカナダ(レジャイナ)の本番リンクで公式練習を行った

 27日(日本時間28日未明)のショートプログラム(SP)で実戦初披露するピアノ曲「ザ・ギビング」を流しての練習では、今大会から組み込むルッツ-トーループの連続3回転ジャンプに成功。ダブルアクセル(2回転半)で転倒するミスもあったが「いつも通り。悪くはないです」と調整の順調さをアピールした。

 今大会後にはGP中国杯(11月3~5日、北京)が控え、連戦になる。本田はこれまで通り「特別、目標は決めていない」と話すと「『(2大会のSP、フリーの)4つで1つ』と考えている。1つのプログラムが終わるたびに、シニアの自分に自信を持てるようにしたい」とニッコリ。フリーのジャンプ構成については「いつも試合がこれからという時に考える。自分でも何をやるか分からない。自分に期待して頑張ろうと思います」と“らしさ”ものぞかせた。