フリースタイルスキー・男子モーグルの堀島行真(19=中京大)が14日、オーストリア遠征を終え羽田空港に帰国した。

 合宿先のオーストリア・カプルンで出場した大会では、悪天候の影響で予選のみで打ち切られた。自分の体よりもスキー板が先走ってしまう失敗もあり、22位という結果に「今までやってきたことがダメだったということが分かった」と悔しさをにじませた。

 堀島は、昨季3月の世界選手権で日本男子モーグル初の金メダルを獲得。新しいW杯シーズンの開幕に向けて、「ダブルフルツイスト(伸身後方宙返り2回ひねり)とコーク1080(横3回転)のつなぎはこれからもやっていく。今回のコースでは使えなかったので、もう少し雪上での練習を頑張りたいと思う。ルカ(フィンランド、12月9日)でのW杯開幕戦では出来るように仕上げたい」と意気込んだ。