「ウインターカップ2017第70回全国高等学校バスケットボール選手権大会」(12月23~29日、東京体育館)の組み合わせ抽選が16日、都内で行われた。出場は各都道府県代表47校と今夏の高校総体優勝・準優勝校、開催地枠東京1校の男女各50校。男子は総体で3年ぶり4度目優勝の福岡大大濠が、24年ぶり3度目の栄冠を目指す。女子は総体初制覇の岐阜女が、2年ぶり2度目の優勝を狙う。

 福岡大大濠は13、14年大会決勝で敗れた明成(宮城)と総体で対戦、61-60で撃破した。センター井上宗一郎、中崎圭斗ら3年生を中心に選手層の厚さは抜群。順当ならば準決勝で総体3位の福岡第一(前回優勝)との同県対決を制し、決勝で明成との再戦が予想される。本大会で4年越しの雪辱を果たしたい。岐阜女は総体で常勝の桜花学園(愛知)を61-55で破った。190センチの留学生ディヤサン(3年)の高さを生かす攻撃が特徴。一方の桜花学園は2年連続22度目の優勝を狙っている。