女子は平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場を目指す17歳の坂本花織(シスメックス)が合計194・20点で優勝した。

 坂本はジャンプで3回転を予定していたループが2回転となるなどミスが続いた。21日にグランプリ(GP)シリーズのスケートアメリカに向けて出発するだけに「この失敗をばねにしたい」と切り替えた。

 ジュニア女子は紀平梨花(関大KFSC)が182・75点で制した。トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は転倒したが「感じは良かったので、今回のイメージを思い出しながらいい演技ができたらいい」と24~26日の全日本ジュニア選手権を見据えた。