大相撲の横綱日馬富士関の暴行問題で、スポーツ庁の鈴木大地長官が九州場所後の28日に日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)と会談し、相撲界における暴力根絶を要請する見通しであることが22日、分かった。問題の報告も求める。

 鈴木長官は14日の定例会見で「スポーツの現場を預かる者として暴力は断固反対。範となるべき方がそういう事態を起こしたのは非常に残念」と話していた。林芳正文部科学相は協会の危機管理委員会による迅速な調査を求める考えを示している。