メルセデスAMGのバルテリ・ボッタスがポール・トゥ・ウインを飾った。自身通算3勝目。

 スタートからミスを犯すことなく首位を守り、一時は1秒を切るところまで迫った僚友ルイス・ハミルトンを最後まで抑え切って最後は3.8秒の差をつけてトップでチェッカードフラッグを受けた。

 「今日はペースをコントロールしてレースを支配することができた。とても良い気分だよ。1回だけタイヤをロックさせてしまったけど、それ以外は一切ミスはなかった。シーズン後半戦は厳しい戦いが続いたけど、少しずつ問題を解決し良くなってきた。今日は僕にとってはとても重要なレースだった。ここで優勝しセバスチャン(・フェテル)を逆転してランキング2位になりこのようなかたちでシーズンを終えることができてとてもうれしく思うよ」

 3位にはセバスチャン・フェテル、4位キミ・ライコネンとフェラーリ勢が続き、レッドブルは4位を走行していたダニエル・リカルドが油圧系のトラブルでリタイアしマックス・フェルスタッペンが5位に入るのがやっとだった。

 マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソが9位入賞で3年間のタッグを締めくくった。ストフェル・バンドーンはマシンに問題を抱えてペースが上がらず12位でレースを終えた。(米家峰起通信員)