ワールドカップ(W杯)第3戦が開幕し、女子3000メートルで押切美沙紀(富士急)は4分4秒68で12位だった。

 押切は女子3000メートルに出たものの、体調不良のためW杯前半戦の残りは出場を取りやめて日本に戻ることを明らかにした。めまいや耳鳴りに悩まされているといい「過去になかった症状で不安もある。検査と治療を最優先にしたい」と語った。

 レースは4分4秒68とまずまずの記録だった。ある程度の滑りはできるが、年末の五輪代表選考会に万全を期す。「特別な年だし、とにかく準備を万端にしたい」と回復と調整を最優先する。