リオ五輪金メダルで男子73キロ級の大野将平は3回戦を負傷のため棄権した。関係者によると、大会前に右膝を痛めており万全の状態ではなかった。

 リオ五輪後、初の国際大会でもあり「こういった形は自分でも悔しいし、情けない。今、出来る最大限の結果が今日の試合です」と負けを認めた。20年東京五輪を目指す上で「今が一番強ければ良いわけでない。20年に一番強い大野将平であれば良い」と独特の表現で前を向いた。