2020年東京五輪・パラリンピックの大会マスコットの最終候補3作品がお披露目された7日、発表会場となった東京都渋谷区立加計塚(かけづか)小でマスコットを見た子どもたちからは「かわいい」などと声が上がった。

 伝統の市松模様と桜、縁起のいい招き猫と神社のこま犬、昔話から飛び出したようなキツネとタヌキ…。会場のカウントダウンに合わせてパネルに掛けられた白いベールが一斉に取られると、体育館に集まった4、5年生計113人は目を輝かせた。

 大会組織委員会マスコット審査会の宮田亮平座長は「どんなマスコットが大会にふさわしいか議論に議論を重ねた」とあいさつ。審査会の委員を務めるタレントの中川翔子は「どの作品も個性の塊。歴史的な瞬間です」と話した。