男子準決勝第1試合はパナソニックがフルセットの末、東レを3-2(25-17、18-25、25-17、25-27、19-17)で振り切り、3年ぶり6回目の決勝進出を決めた。連覇を狙った東レの粘りに苦しみ、第4、最終セットはデュースにもつれ込んだが、最後はVプレミアリーグ首位に立つ攻撃力で上回った。

 第2試合は豊田合成がジェイテクトを3-1(25-23、22-25、25-23、25-23)で下して3年連続で決勝に進んだ。

 決勝は24日に行われる。

 パナソニック川村慎二監督 厳しい戦いになったが、最後に勝ち切れてよかった。東レさんの粘りに苦しめられ、強いサーブに押され、こちらのリズムをつくることが難しかった。決勝へ向けてしっかり準備し、勢いを持って戦っていきたい。

 豊田合成トミー・ティリカイネン監督 ジェイテクトと競り合ったとてもいい試合になった。相手チームは強く、簡単に勝たせてもらえなかった。スタッフがいい準備をし、選手が自分の技術を信じることができたのが勝因。ファイナルを戦えることを楽しみにしています。