女子はグランプリ(GP)ファイナルを制した15歳のアリーナ・ザギトワが前日のショートプログラム(SP)に続きフリーでも1位となり、合計233・59点で初優勝した。

 SP2位で17歳のマリア・ソツコワが221・76点で2位。14歳でジュニアのアリョーナ・コストルナヤが216・57点で3位に続いた。

 ロシアは国ぐるみのドーピング問題で平昌(ピョンチャン)冬季五輪への選手団派遣を禁じられたものの、個人資格での参加は認められた。女子の出場枠は3で、選手は来年1月の欧州選手権終了後に決まる。ロシア選手権の成績でザギトワが五輪へ前進。世界選手権2連覇中のエフゲニア・メドベージェワは右足のけがで欠場したが、これまでの実績で選ばれるとみられる。

 ◇アリーナ・ザギトワの話 何位になるかは考えていなかったが、この結果でさらに自信がついた。フリーはショートプログラムよりもうまくいった。コーチと共につかんだ勝利で感謝したい。