男子は14歳の張本智和(エリートアカデミー)が決勝で大島祐哉(木下グループ)を3-1で破り、代表入りを決めた。

 今年の世界選手権個人戦に強化本部推薦で初出場し、シングルスで史上最年少の8強入りを果たした張本は、団体戦は初出場となる。地元仙台で大歓声を浴びながら優勝し「自分の力で出場権を取れて最高。誰が相手でも向かっていく気持ちを見せて、全勝で金メダルを取りたい」と意気込みを語った。

 女子は伊藤美誠(スターツ)が早田ひな(日本生命)との決勝を3-1で制して代表入り。「本年度で一番気合が入った大会。優勝できてすごくほっとしている。出場するからにはしっかり優勝したい」と表情を引き締めた。

 各5人の代表メンバーには男子の水谷隼(木下グループ)、丹羽孝希(スヴェンソン)、女子は石川佳純(全農)、平野美宇(エリートアカデミー)が既に決まっており、残りは来年1月の全日本選手権シングルス優勝者などが選ばれる。