平昌五輪(ピョンチャン・オリンピック)代表の高梨沙羅(21=クラレ)は2位だった。男女を通じてW杯史上最多の54勝目はまた持越しとなった。

 高梨は1回目に90メートルの110・1点で3位につけた。逆転を狙った2回目に93メートルと距離を伸ばし、合計231・4点だった。

 今季W杯は第1戦、第2戦と4位で、第3戦以降は3位が続いていたが、今季最高の2位に上げた。優勝は前日に続きルンビ(ノルウェー)で合計251・6点だった。

 前日は父寛也さんの50回目の誕生日。1日遅れのバースデープレゼントとはならなかったが、平昌五輪の表彰台へ確かな手応えはつかだようだ。

 また、伊藤有希(土屋ホーム)は218・5点で5位、岩渕香里(北野建設)は203・8点で10位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は173・5点で23位、岩佐明香(日大)は162・0点で29位。小林諭果(CHINTAI)は予選落ちした。