レバンガ北海道が、Bリーグ創設後チーム最多、JBL、NBL時代を含めてもチーム最多タイとなる109点を挙げ、西地区5位の西宮ストークスを圧倒した。

 北海道は、元NBAサンズの新外国人ディジョン・トンプソン(34)が、第2クオーター(Q)のスタートから登場。最初のQで3点シュート1本を含む7得点を挙げる活躍で、チームに推進力を与えた。最終的に9得点をマークしたトンプソンは「自分に厳しい方なので『もう少し決めるべき場面はあった』と反省はしているが、チームが勝てて良かった」とほほえんだ。

 この日は点差でも35点とBリーグ創設後チーム最多を更新。個人でも、折茂武彦選手兼社長(47)が、Bリーグ選手で初の700試合出場を達成した。また主将の多嶋朝飛(29)は8アシストを記録し、生涯アシスト記録を1005回まで伸ばした。700試合出場の感想を問われた折茂は「どうでもいい(記録)」と冗談めかした後「ファンの支えのおかげ。感謝しかない。明日もしっかり勝ちたい」と話した。