バレーボール・プレミアリーグの女子オールスター戦が24日、東京・大田区総合体育館で行われた。2月28日に4年間在籍した日立を退団した元日本代表の栗原恵(33)も出場した。

 オールスター出場メンバーはファン投票選出の14人とリーグ推薦14人の合計28選手。栗原はウイングスパイカーとしてファン投票1位選出。獲得票数は1万6200票で、全ポジションを通じて最多だった。

 “無所属”選手の出場は異例で、栗原本人も迷ったという。しかし「得票数を考えれば…。それにファンのみなさんにしっかりとごあいさつできないままだった」と、日立のユニホームでコートに立つことを決めた。

 日本代表でも一緒に戦った同級生の荒木絵里香(33=トヨタ車体)と同じチームでプレーした。「絵里香が目の前でブロックに跳ぶ姿を見て懐かしく、うれしかった」。試合後は会場のファンと笑顔でハイタッチして応援への感謝を伝えた。今後については「まだ何も決まっていません。じっくり自分と向き合って考えたい。決まったらご報告します」と考慮中であることを明かした。