サンウルブズはワラタス(オーストラリア)に29-50で敗れ、開幕6連敗となった。

 前半にCTBマイケル・リトル(25=三菱重工相模原)、ロックのサム・ワイクス(29=パナソニック)がトライを奪ったが、オーストラリア代表フランカーのマイケル・フーパー(26)などを擁する強豪に5トライを許し、17-38で折り返した。

 後半13分にはWTBセミシ・マシレワ(25=近鉄)が右サイドを独走し、トライ。同26分にも敵陣深くでのスクラムからNO8姫野和樹(23=トヨタ自動車)がトライを奪うなど反撃したが、個人技で上回る相手に点差を詰めることはできなかった。

 ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「1対1のタックルの制度を上げなくてはいけない。トライを取る能力はあるので、防御の修正が急務」と遠い初勝利に悔しさをにじませた。

 14日の次戦は東京・秩父宮で、昨季勝利したブルース(ニュージーランド)と対戦する。