入江陵介(28=イトマン東進)は2年ぶりの王者に返り咲いた。1分55秒92で優勝し、パンパシフィック選手権(8月、東京)の代表にも決まった。

 前回大会、同種目10連覇していたが、その記録を萩野公介に止められていた。同種目、萩野は不在だったが、頂点に立った入江は「気持ちよく泳げた」と笑顔を見せながら「世界と比べるとまだまだ。もっともっと強くなりたい」と語った。

 また若手の台頭を望む一方で「20年まで譲らないという気持ちでやりたい」と東京五輪を見据えた。