東地区2位のアルバルク東京が準決勝に進出した。西地区2位の京都ハンナリーズと対戦し、78-69の大差で勝利し、2勝先勝し、勝ち上がった。

 初戦(12日)で前半リードされ苦しんだのがまるでうそのような展開だった。第1クオーターから竹内譲次(33)、菊地祥平(33)らが立て続けに得点を重ね24-13と流れを作ると、その後も攻守でバランスを保ち、主力2人を欠いた相手に隙を与えず寄せ付けなかった。指令塔の小島元基(24)は「次につながる試合だった。(次の試合の)三河はそう遠くないので応援してくれたらうれしいです」と集まったファンに呼びかけ会場を沸かせた。

 準決勝は、昨年の覇者、栃木を破ってベスト4入りした中地区1位の三河と対戦する。パヴィチェビッチ監督は「我々はこの位置以上の目標を立てている。1週間、準備して精いっぱい挑みたい」と気合を入れ直していた。