6日のアメリカンフットボール定期戦で、関学大QBをラフプレーで負傷させた日大3年のDL宮川泰介選手(20)が22日に都内で会見。内田正人前監督(62)と井上奨コーチ(30)の指示で反則したなど経緯を説明した。

 宮川選手の会見終了から約1時間後、関学大の鳥内秀晃監督(59)は取材に応じ「勇気を出して真実を語ってくれた。立派な態度」と、その姿勢に敬意を表した。会見の模様は「最初は見た」と言い、具体的に明かした発言内容には「真実を語ってくれたと感じた。がくぜんとしている」。今後は警察の捜査に委ねられるとみており「部としては(日大の)回答を待つ」とした。宮川選手がアメフトを「やめる」と発言したことには「かわいそう…」と硬い表情で話していた。