日本バレーボール協会は7日、ネーションズリーグ男子1次リーグ第3週大阪大会(8~10日、丸善インテックアリーナ大阪)の出場メンバー14人を発表した。

 腰、右膝の不安から今シリーズでの実戦復帰を目指していたエース石川祐希(22=日本協会)は、メンバーから外れた。

 中垣内監督は「ネーションズリーグ終わりにフルでやってもらう」と言い、最長で7月上旬まで続く今リーグは回避する。その上で売り出し中の18歳、西田有志(ジェイテクト)に言及し「スーパー18歳。彼のパンチ力は見る人を魅了する。決して(身長は186センチで)大きくないが、しばらく日本にいなかったタイプ」と期待を込めた。

 14人は以下の通り。

 ◆セッター 藤井直伸(26=東レ)関田誠大(24=パナソニック)

 ◆オポジット 大竹壱青(22=パナソニック)西田有志(18=ジェイテクト)

 ◆ウイングスパイカー 福沢達哉(31=パナソニック)柳田将洋(25=日本協会)高野直哉(25=堺)浅野博亮(27=ジェイテクト)

 ◆ミドルブロッカー 山内晶大(24=パナソニック)李博(27=東レ)高橋健太郎(23=東レ)伏見大和(26=東レ)

 ◆リベロ 井手智(26=東レ)古賀太一郎(28=豊田合成)

 世界ランク12位の日本は、ここまで3勝3敗。地元開催の今シリーズでは8日に同14位のブルガリア、9日に同3位のポーランド、10日に同4位のイタリアと対戦する。

 男子ネーションズリーグは、国際バレーボール連盟がワールドリーグに代わる大会として18年に新設。16カ国が世界各地で、週に3試合ずつ5週にわたって、総当たりの1次リーグを戦う。7月4日からの決勝ラウンドには、開催国のフランスと1次リーグ上位5カ国が進む。