平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)のカーリング女子で銅メダルを獲得したLS北見の本橋麻里(32)が26日、当面の間、選手としてプレーしないことを発表した。

 チームの公式ホームページ(HP)で「本橋麻里は、チームの運営を始め、選手が競技選手に集中できる環境環づくりに携わります。よって暫くの間、トップ選手としてのペースを落とし、休養という形を取らせて頂きます。(カーリング人生は長いので、選手は辞めません。)」と理由をつづった。

 また、チームとして若手選手を育成するため「セカンドチーム」を発足させることも発表した。チームの代表責任者は本橋が務める。

 北海道北見市(旧常呂町)生まれの本橋は12歳で競技を始め、05年にチーム青森に正式加入した。06年トリノ五輪で7位、10年バンクーバー五輪で8位入賞。10年8月にLS北見を立ち上げた。18年平昌五輪では男女を通じて日本カーリング史上初の銅メダルを獲得に貢献した。