4番グリッドからスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが今季初優勝を挙げた。チームの地元であり、大勢の母国オランダからのファンが熱狂する中での勝利だった。

 スタートで3位に上がったフェルスタッペンは、首位ルイス・ハミルトンがVSC導入時にタイヤ交換を済ませないというミスを犯して後退、2位バルテリ・ボッタスが油圧トラブルでリタイアし首位に浮上。タイヤに苦しむドライバーが多かった中で最後までタイヤを保たせトップでフィニッシュした。

 「タイヤをマネージメントするのはとても難しかったけど、なんとか最後まで保たせることができたんだ。レッドブルに乗ってレッドブルリンクで優勝できるなんて、本当に素晴らしい。それにオランダ人ファンも驚くほどたくさん来てくれたし、本当に信じられないほど素晴らしい気分だよ」

 トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが入賞圏を走っていたものの最後はタイヤがタレて抜かれ11位フィニッシュで無得点。ブレンドン・ハートリーは56周でマシントラブルに見舞われリタイアとなった。