フィギュアスケート女子の三原舞依(18=シスメックス)が28日、今季の新ショートプログラム(SP)「イッツ・マジック」を披露した。丸善インテックアリーナ大阪で行われたアイスショー「ザ・アイス」に出演。今月上旬のアイスショーで初披露は済ませていたが、濃いピンクの衣装でしっとりとした曲に乗り、指先まで丁寧に使って完成度を高めた。

 冒頭に組み込んだルッツ-トーループの連続3回転ジャンプはルッツが2回転。だが、ダブルアクセル(2回転半)を決め、最後は実戦のSPでは組み込めない3回転フリップ-2回転トーループ-2回転ループの3連続ジャンプで場内を沸かせた。

 昨季は最大の目標だった平昌五輪出場を逃したが、今季は19年3月の世界選手権(さいたま市)出場に目標を設定。フリーは「ガブリエルのオーボエ」を継続し、シーズンが本格化する秋に向かう。