前回大会王者で男子100キロ級のウルフ・アロン(22=了徳寺学園職)は3位決定戦で敗れ、日本勢で初めてメダルを逃した。

前大会世界王者のウルフは5位に沈んだ。準々決勝で急成長中のイリアソフ(ロシア)に小外掛けで一本負け。3位決定戦も一本負けを喫した。「後半につれて持ち味の粘り強さがなかった。スタミナが昨年よりも戻っていなかった」と唇をかんだ。20年東京オリンピック(五輪)に向けて「この負けを胸に刻んで次に進みたい。ここからが本当の勝負」と話した。