バドミントン男子シングルスの桃田賢斗(24=NTT東日本)が27日、世界ランキング1位に就いた。シングルス、ダブルスを通じ、日本男子では史上初。同日に世界連盟が最新のランクを発表し、前週の2位から浮上した。

桃田は23日に閉幕した中国オープン準決勝で世界3位の石宇奇(中国)に勝った時点で世界1位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)を抜くことが「当確」していた。現在は韓国オープンに参戦中で27日は2回戦に臨む。

最新ランクでは石宇奇が2位、アクセルセンが3位となった。

桃田は16年4月7日付けで世界2位となったが、違法賭博問題による出場停止処分を受けてランキングから外れた。17年7月から国際大会に復帰し、282位でランキングに戻った。