ダブルス決勝で、マクラクラン勉、ヤンレナルト・シュトルフ(ドイツ)組が、レイベン・クラッセン(南アフリカ)、マイケル・ビーナス(ニュージーランド)組を、6-4、7-5で破り優勝した。

第1セットを6-4で奪い迎えた第2セット。一進一退の攻防だったが、5-5で迎えた第11ゲームをブレーク。第12ゲームの最後は、シュトルフのサービスエースで締めた。その瞬間、2人ともに両手を大きく広げ抱き合った。優勝インタビューでは、シュトルフが、新日本プロレスの棚橋弘至ばりに「愛してまーす」を右手を掲げて叫び、会場のファンを沸かせた。

ニュージーランド人の父と日本人の母を持つマクラクランにとっても昨年に続く連覇、さらに、2週連続優勝の快挙でツアー3勝目。日本人が2週連続でダブルスを制するのも初めてで記録ずくめになった。マクラクランは「優勝できて夢みたいにうれしい。これからも頑張ります」と笑顔だった。