20年東京オリンピック(五輪)で新たに採用されたスケートボード・パーク種目の世界選手権が31日、中国・南京で開幕する。統括する国際競技団体のワールドスケートが主催する初の大会で、五輪競技に向けての第1歩。記念すべき第1回大会には、日本など27カ国・地域から126人のスケーターが参加する。

今大会には「初の世界大会日本代表」として女子6人、男子4人が出場する。日本女子はアジア大会初代パーク女王で、VANSシリーズでも優勝している四十住さくら(16)や16年Xゲームをアジア人として初めて制し、VANS優勝経験もある中村貴咲(18)らが参加。男子にはアジア大会で金メダルに輝いた笹岡建介(19)やストリートでも活躍する池田大亮(18)らが出場する。世界の強豪が集まる大会が、2年後の東京でのメダル争いを占う。