日本スケートボード陣が20年東京オリンピック(五輪)に向けて好スタートを切った。日本勢は3人が予選から出場。岡本碧優(みすぐ、12)が高さとスピードのあるトリックを連発し、47・03の4位で1日の準決勝に進出した。初の「世界の大舞台」にも緊張はなかった。複数のボウルを豪快に滑り、大技を連発。小学生の完璧なランに「まずは経験」と話していた西川監督も満足そうな笑みをみせた。

予選は22人が突破。日本勢は小川希花(きはな、17)手塚まみ(16)と全員が準決勝に進出した。シードされている8人と合わせ計30人で決勝進出(8人)を争う。アジア大会を制した四十住さくら(16)16年Xゲーム優勝の中村貴咲(きさ、18)VANSアジア女王の開心那(ここな、10)のシード組を加えた日本の6人が初代「世界女王」の座を目指す。