競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が1日、米アリゾナ州フラッグスタッフでの約3週間の高地合宿へ出発した。

北島康介や金藤理絵らオリンピック金メダリストも鍛えた虎の穴を初訪問するが、「行ってみたかった。景色を見たり、パワースポットが好きなので」と成田空港でニッコリ。休養日にグランドキャニオンに行く計画があり、「リラックスできれば」と楽しみにした。

厳しい練習は覚悟の上。「きつい分、強くなれるならうれしい。ワクワクが強い。しっかり体力強化をポイントに置いていきたい」とにらむ。来夏の世界選手権では200メートルバタフライを本命にメダルを狙う。代表選考会を兼ねる来春の日本選手権では、今年は出場回避した200メートル自由形に出る意向も示した。米国で鍛え、土地から生命力ももらい、さらに飛躍する。