2日のバドミントン全日本総合選手権で女子シングルス準優勝の奥原希望(23)が、所属の日本ユニシスを退社し、来月から個人で活動することを5日発表した。

奥原はこの日、報道各社にFAXで「東京オリンピックを見据え個人戦に集中したいとの思いから、19年1月より新しい環境で活動させていただくことになりました」と報告した。

13年4月に日本ユニシスに所属した奥原は、16年リオ五輪で銅メダルを獲得。昨年は世界選手権で優勝といずれも日本人女子シングルス初の偉業を達成した。今回の決断は日本ユニシス側にも理解してもらったようで「選手生活を全面的にサポートしていただきました。現在の成績を残せていることは日本ユニシス様でご指導いただいたおかげです」と感謝の気持ちも述べた。

奥原は今季の世界選手権覇者とツアー成績上位者で争われるワールドツアーファイナル(12日~16日、中国・広州)に出場予定。来月以降の活動については今後あらためて、奥原自身から説明があるという。