フィギュアスケートの4大陸選手権(米アナハイム)で初出場初優勝を果たした紀平梨花(16=関大KFSC)がエキシビションで観衆を沸かせた。

紫と黒の衣装で「フェイデッド」を熱演。全身を使った優雅な滑りで、3回転サルコー2本、ダブルアクセル(2回転半)とジャンプをそろえて作品を完成させた。

フィナーレでは男子の宇野ら、各種目優勝の選手たちと最後まで居残って記念撮影。「リカ・キヒラ」の名は急速に世界へ浸透しており、名前を呼ばれる際には大きな拍手に包まれた。

宇野は黒の衣装に赤のネクタイを装着して、ジャズナンバー「タイム・アフター・タイム」を演じた。終盤には背中を氷のすれすれまで倒す「クリムキンイーグル」を披露。今季のプログラムには組み込んでいない見せ場で、会場はどっと沸いた。女子3位の三原は「シンデレラ」で5連続ジャンプを決めた。