バスケットボール女子のWリーグは18日、プレーオフの準決勝、決勝を前に18日、都内で会見を行った。レギュラーシーズン1位で、リーグ11連覇を狙うJX-ENEOSの吉田亜沙美主将(31)ら準決勝に進出した4チームの主将が登場。吉田は「ほっとしたところから気の緩みが出るので、気持ちを常に持ちたい」と話した。

今季レギュラーシーズンは通算20勝2敗。1月の全日本選手権(皇后杯)で6連覇を達成した直後の富士通戦、すでにレギュラーシーズン1位が決定した状況での2月10日のトヨタ自動車戦で敗れた。「気の緩みがもろに出た。あの負けの姿が本来の姿だと思うし、気づかせてくれた。負けて良かったとは思わないけれど、気を入れてやらなきゃいけないと自覚できた」と引き締めた。

準決勝、決勝はともに2戦先勝方式で行われ、2月23日~25日に行われる準決勝でまずはデンソーと対戦する。「11連覇っていうのは選手は意識していないですし、目の前の試合を勝ちきる、優勝したい気持ちだけです」と冷静に勝ちを狙う。