東地区最下位のレバンガ北海道は中地区3位の名古屋ダイヤモンドドルフィンズに71-84で敗れ、今季4度目の5連敗を喫した。

ホームでは今年に入り未勝利の6連敗。3307人のファンにまたも白星を届けられなかった。マーク・トラソリーニ(28)の10得点などで課題の第1クオーター(Q)は4点先行したが、第2Q以降は相手の攻撃を止められず、内海知秀監督(60)は「気をつけてはいたがファーストブレーク(速攻)からの得点でやられた」と悔しがった。

速攻から計19失点。得点を重ねても、相手にすぐに取り返されては主導権は握れない。第3Q残り6分53秒には桜井良太(35)がチーム日本人3人目のリーグ通算1000点を達成したが、流れは変わらなかった。B1残留を争う同地区秋田も敗れ、ゲーム差は4のまま。あす10日も名古屋Dと対戦するが、桜井は「勝てない相手ではない。しっかり準備して明日に臨みたい」と前を向いた。