20年東京オリンピック(五輪)まで区切りの500日前を迎えた12日、都内各所でアスリートらが参加する記念イベントが行われた。13年9月の国際オリンピック委員会理事会で、2度目の東京五輪開催が決まってから5年半が経過。56年ぶりに開催されるスポーツの祭典に向けて、いよいよ本格的なカウントダウンが始まった。

卓球の伊藤美誠とハンドボールの宮崎大輔が、渋谷のハチ公前で競技をアピールした。渋谷区で実施される卓球(東京体育館)とハンドボール(代々木第1体育館)の人気選手のトークショーは、同区が企画。15歳で五輪メダルを手にした伊藤が「東京では金メダル」と言えば、37歳でなお五輪出場の目標を追う宮崎は「五輪のコートに立ちたい」。イベントの合間にはスクランブル交差点の街頭ビジョン4面連動で五輪映像が流された。