競泳男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の渡辺一平(21)が、早大を卒業して4月からトヨタ自動車の所属として20年東京オリンピック(五輪)を目指すことになった。15日、マネジメント会社が発表した。渡辺は11日に米高地合宿から帰国。4月の日本選手権で世界記録の更新を目標に掲げている。渡辺はマネジメント会社を通じてコメントを発表した。

「このたび、早稲田大学卒業後の進路としてトヨタ自動車株式会社にお世話になることとなりました。今回の選択は、来年の東京オリンピックで大きな目標を成し遂げるための最良の選択であると確信しています。世界記録、五輪記録を持つ責任と誇りを胸に、そして仲間の思いを心に刻み、より一層の努力を積み重ねます。応援よろしくお願いいたします」。

トヨタ自動車はフィギュアスケート男子の18年ピョンチャンオリンピック(平昌五輪)銀メダルの宇野昌磨、陸上棒高跳びの山本聖途らが所属している。