日本の男女両エースが、1日2試合、異例のダブルヘッダーを戦う。大会は15日が降雨で1試合もできず、その日の試合が16日に順延となった。大会は、19日が男女ともに決勝予定。その日に大会を終わらせるために、選手に1日2試合を強いる結果となった。

世界1位の大坂なおみ（21＝日清食品）は、過去に1日シングルス2試合を戦ったことはないかもしれない。同6位の錦織圭（29＝日清食品）は、13年シティオープンで2、3回戦をダブルヘッダーで行い、2回戦は勝ったが3回戦で敗れた。

今大会、大坂の2回戦は、日本時間午後5時開始予定のセンターコート第1試合で、先週のマドリードオープン初戦で勝った同33位のチブルコバ（スロバキア）と対戦。もし勝てば、3回戦は、同18位のゲルゲス（ドイツ）－同29位のブザルネスク（ルーマニア）との勝者と、第4試合で対戦予定だ。

2、3回戦ともに勝てばベスト8進出で、今大会終了後の20日発表予定の最新世界ランキングで世界1位保持が確定する。そして、26日開幕の4大大会、全仏オープン（パリ）で、日本人初の4大大会シングルス第1シードが確定する。

錦織の2回戦は、第1試合が日本時間午後5時開始予定の4番コート第2試合。同52位のフリッツ（米国）と対戦で、勝てば、第5試合の3回戦で、同10位のチリッチ（クロアチア）－同51位のシュトルフ（ドイツ）の勝者と対戦予定だ。

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